ソラーレのあしたてんきになあれ!

断捨離は心のダイエット!東京のど真ん中に引っ越して見える空はいつも晴れ色!

都心に住むメリット(2)老後を楽しむには都心?郊外?メリットを比較してみた!

こんにちは、ソラーレです。

みなさんは老後、都心の便利な街に住みたいですか?郊外の静かな街に住みたいですか?

私は住み慣れた横浜郊外から都心に移り住んでみて、老後も元気なうちはここで暮らせたら楽しいだろうなあと思うようになりました。

でもこればかりは人によります。それぞれのメリットを考えてみたいと思います。

郊外の友人たちも我が家に遊びにきて、「夫婦二人になったら、一軒家も大変だし・・・こんな生活もあるのね、考えてみようかな?」とみんなが口を揃えて言うので、ご両親のこと、ご自分の将来を考えている方の参考になればと思います。

 

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ウォーカブルタウンってどういう街?

WALK ABLE TOWNの造語でしょうか?

どこにでも歩いていかれる街。

銀行やショッピング、レストランの入っている大型商業施設、普段使いのスーパー、ドラッグストア、文化施設などに歩いて行かれる街です。

例えば昔は静かな住宅街で高島屋だけあった世田谷区二子玉川は、大型商業施設にオフィスも作り、今や大人気のおしゃれなウォーカブルタウンの代表格になりました。

 私は骨折で車が運転できない時期に、「あぁ、ウォーカブルタウンに引っ越したいなあ」と切に願っていました。

通勤も老後も郊外を選んだ父

 父 川と野山を駆け巡る9人兄弟末っ子九州男児 

 父は自営業でしたので、定年はなく仕事が趣味。82歳位までバスと電車で横浜郊外から新橋にずっと通勤していました。満員電車やバスの中で「どうみても最高齢でしょ!」と思うのに、席を譲られるとお断りしていました。

その後87歳で亡くなる半年前まで肺の病気にも関わらず、退職後も毎日、山の散歩、お昼は自分で好きなものをバスに乗って食べに行く、月に一度は地方まで行き取材をして原稿を書く仕事をしていました。

父のような人は、休日と仕事の場所の切り替えが必要な人です。

職場は出張や取材に便利な都心。休日は、わざわざ遠くに出たり、旅行に行かなくても、近所に山や海があり、のんびり散歩し、家では庭仕事をしていました。

彼は住み慣れた自分で選んだ大好きな土地で命を全うでき幸せな老後だったと思います。

 85歳になって東京に移り住んだ母

   母 生まれも育ちも東京 4姉妹長女 

母は主婦です。70代まではしっかりしていて出歩いていました。海外旅行にもたびたび行き、お茶室まで作り、着物や茶道を極めていました。

 体はどこも悪くないのですが、80代になるとだんだん歩かなくなり背中はどんどん丸くなり、杖をつくようになりました。

近所をのんびり散歩するよりはショッピングセンターでウィンドーショッピングするほうが好きです。せっかく近くに自然がいっぱいなのに、虫がいるからと締め切り、家の中を見られるのが嫌だとすぐカーテンをしめてしまいます。

母のようにもともと何もない自然の中で過ごすよりも、人と会っておしゃべりをしたり、ショッピングをしたり、コンサートや観劇に行ったりすることが好きな人は、足腰が弱くなっても気軽にタクシーでも出かけられる都心にいた方が楽しめたように思います。

高齢者が自分で歩きたいと思えるところに住むのが一番!

  両親をみていて、特別な運動をしていなくても、人間は毎日一定距離を歩き続けるだけで、姿勢を保つ筋肉が作られ、脳が活性されると両親を比較してつくづく感じます。

結局は自分で歩きたいと思える、居心地の良い地域に住むのが一番ということでしょうか?

地区によって違う高齢者サービス

 引っ越してみてびっくりしたのは、介護サービスの充実度です。地区によって違うと思いますが、横浜市よりは都内のほうが充実しているように感じています。(子供手当や医療サービスも同様です)

 基本的な介護保険を使うサービスは全国統一されていますし、それまで横浜市の介護保険しか受けていなかったので楽しく明るくデイケアに通わせていただき、とても満足しており、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

 しかしながら、一歩外にでてみれば、地区によって高齢者のサービスがこんなに違うのかとびっくり仰天しています。井の中の蛙でした。

 

都心に引っ越して高齢者サービスがよかった点

  • 敬老パスの価格が安いのに、都営や都バスが発達していてでかけやすい
  • 年に一度の観劇招待 お弁当付
  • 敬老祝いが全員(米寿や古希などの節目はそれにプラスされる)
  • 温泉銭湯無料券
  • 各デイケアに特色がありバラエティ豊かで自分にあったところを選べる
  • デイケアの必要のない高齢者には、いろいろなクラブが無料

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私の夢を叶えるためには老後も都心がよいと思う理由

 私の夢は、子供が成長したら、海外、国内問わず気ままに旅することです。昔のように行き当たりばったりの出会いを楽しむ旅です。

 

成田も東京駅から1000円バスで1時間と思うと、飛行機に乗るのも羽田か成田で悩む必要もありません。成田からLCCをバス感覚で使い、アジア旅するのもありですね。

新幹線で疲れて帰ってもバスやタクシーで自宅に帰ることができます。

今までは東京駅からまた満員電車に乗り、荷物を持って1時間半かけて自宅まで。下手すると新幹線に乗っているよりも長い時間かかります。そして最寄り駅からまたタクシー。

こうなると日帰りや一泊の旅では歳を取ると体力的に辛いのです。

そうそう、CA時代には、名古屋や仙台まで新幹線で行き、そこから往復海外乗務をして新幹線で帰るというパターンもありました。いやはや若いからできたのでしょうか?徹夜で乗務して、新幹線のあと、満員電車で自宅までって!50代の今はもう無理です。

 

話はそれましたが、夏休みも高齢の母を暑い中歩かせることなく、軽井沢まで連れていくことができました。

娘と思い立って東京駅から夜行バスで上高地に行ったり、友人と新宿から日帰りで尾瀬にトレッキングに行ったりもできました。

今までのように近くに山があるわけではないけれど、思い立ったら気軽に自然と触れ合える場所に行かれることはとても魅力に感じています。

そしてリフレッシュ旅をして、また日常をがんばれるのです!

まとめ

  • ウォーカブルタウンは大型商業施設などに歩いて行かれる街。
  • 歩くことが二足歩行の人間にとって、健康の秘訣。
  • 自然のあるところでのんびり過ごすのが幸せな人と、気軽に外出できる便利なところでいろいろなことを楽しんで過ごすのが幸せな人がいる。
  • 介護保険とは別に、地区によって高齢者サービスは違うので、引っ越しの際は候補の街を調べてみると良い。
  • 都心はタクシーやバスでも自宅までが近く、外出好き、旅好きな人にとっては、足腰が弱くなっても、運転ができなくなっても、そして、介護する側される側にもとっても便利。

 

さて、みなさんは老後どこに住みたいですか?

きっと自分らしく笑顔で生きられる場所があればそれが一番幸せですね!

あしたてんきになぁれ!