認知症初期、一時記憶できない高齢者に公文式学習療法がよいらしい！

こんにちは、ソラーレです。

試行錯誤の介護生活。みなさんはお年寄りのご家族にお留守番してもらうときの過ごし方どうしていますか？

テレビばかりだと受け身になってしまうので、我が家では自分から何か取り組めるように公文式学習療法にヒントをいただき、名付けて「なんちゃって学習療法」簡単な計算問題集やぬりえ、ペン字をやってもらうようにしています。

どのような内容かといいますと・・・

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子供の塾と思っていた公文式ですが、高齢者用教材も取り扱っているそうです。

難しい問題を解くときには人は脳の一部しか使っていないそうなのですが、単純な計算をどんどんしていたり、簡単な文章を音読していたりする時には脳の全体を使っているそうなのです。

例えば勉強でも難しい問題に詰まっていると脳の思考が一部しか使われないので、１時間に一回程度簡単な計算を入れて脳全体を使うようにするのはよいそうですよ。

そこで、脳の一部が委縮しはじめたお年寄りに簡単な計算や音読をやって脳全体を活性化してもらうための高齢者用の公文式教材があるのだそうです。

実際にエビデンスもあり、デイケアでも改善されている方もいらっしゃるとのことでした。表情のない人に笑顔がでてきたり、おむつがとれたりと認知症が進んでいる方も改善している事例があるそうです。

母は二か所のデイケアに二日ずつ通っていますが、そのうちの一か所で公文式学習療法をマンツーマンで取り入れていました。（別途月謝3000円がかかります！ちょっと高いイメージ）

母は数字や書が好きなので楽しんでやってくれるかもしれないと、早速申し込んでみたのですが、先生（公文学習療法の資格のあるヘルパーさん）の目の前で、字を書いたり、計算したりすると、もし間違えたらどうしようといらぬ緊張をしてしまい、高血圧になり、手や声が震えてしまう症状がでてしまっていたのだそうです。

そんな思いまでする必要はないので、デイケアで公文式をしていただくのはやめることにしました。

そして試しに家で小学１，２年生の計算問題集をやてもらったら、とても集中して楽しんでスイスイやっていたので、デイケアがお休みの日に家で簡単ななんちゃって学習療法を試してみることにしました。

問題集はダイソーで薄くてすぐ終わる小１～３の計算ドリルです。一冊終わると達成感があるし、何度買っても一か月の御月謝代にもならないくらい安い！学研など厚みのある高い問題集を買ったこともありましたが、内容は計算なので百均で十分です。

我が家のなんちゃって学習療法は他にも教材があります！

ダイソーに売っている美文字練習帳やことわざクイズです。

今母が一番はまっていて長い時間集中しているのが、色鉛筆で塗る塗り絵です。

これは百均ではあまりよいものがありませんでした。

塗ることをとても楽しんでいるので、絵葉書になる季節のお花やディズニー物語のぬりえを本屋さんで探して渡しています。

最初は自分で色を考える力があまりなかったので、色見本がついているものを買っていました。

歳を取るとあまりきれいに塗れなくなっちゃってるなぁと思っていたのですが、だんだん慣れてきて、最近はきれいに、そして見本とは違う色を自分で考えて塗ることもできるように少しずつ成長がうかがえうれしいです！

ショートステイに行く時には、我が家のなんちゃって学習療法教材を一式セットににして持っていきます。

デイケアはいろいろなイベントがあり（もう一か所のところは書道、生け花や陶芸など習い事もしてもらえます）一日忙しく過ごすのですが、ショートステイって生活なので基本的には家に一人でいるのと同じです。

三度の食事をその時泊まっているみなさんでするくらい。たまたまお話し好きやゲーム好きの人がいればよいのですが、いないとずっと独りぼっちで部屋で過ごすことに！

テレビしか部屋にないので、認知症が進むのではと内心ハラハラしています。でも心は痛むけれど、たまには家族も生き抜きもしたい！そこで母がお部屋でも楽しめるように、なんちゃって学習療法は重宝しています。

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ショートステイ持ち物例：

あーしたてんきになぁれ！

ソラーレのあしたてんきになあれ！