【必読】断捨離のコツ!中古品の価値を知り、もったいないという気持ちを捨てる!
こんにちは、ソラーレです。
「断捨離をしてすっきりしたいのだけど、まだ使えるしもったいない」
「これ、高かったし、今売っても二束三文だし」
「これ、いつか使うかも、段ボールに入れてしまっておこう」
まさに断捨離前の我が家の気持ちです。
断捨離には「いつか」「もったいない」「しまっておく」は禁句です。
必要なのは?使うのは? 「今」でしょっ!
まさに禅の考え方。物も「今を生きる!」です。
物の価値を見極めて、自分にとって好きなもの、ときめくものに囲まれた生活を目指して、いざ断捨離を決行してみましょう。
きっと心もすっきりして、新しい出会いと発見があります。
- 中古品の価値ってどうやってきまるの?
- 物にも生まれてきた使命があると考えよう
- 8割断捨離を目指す!家の中の今必要なものは2割
- 必要なものの見極め方は結婚と一緒?
- わかっちゃいるけど、なかなか断捨離できなかった私
- 断捨離からもらった時間というプレゼント
- まとめ
中古品の価値ってどうやってきまるの?
中古品の価値って何だと思いますか?
国宝級の骨董品でないかぎりは、中古品の価値はずばり需要と供給のバランスで成り立っています。
新品のときの価格ははっきりいってあまり関係ありません。
たとえば、
少子高齢化、生活様式の変わってきた現代の日本は下記のような流れです。
茶道の先生をやめる人の方が多すぎる→茶道具が余っている。
着物の保管、着る回数を考えればレンタルが合理的→着物が売れない。
我が家の高価な着物や茶道具よりもよっぽど価値があったのは?
デンマークのアウトレットで昔買った6客のロイヤルコペンハーゲンのカップ&ソーサー
ボロボロのもう絶対に使えない、捨てようか迷うほどのルイヴィトンのモノグラム
中古で出す人よりも買いたい人のほうが多いからです。
物にも生まれてきた使命があると考えよう
物も生きている人間や動物、植物と一緒です。愛情をもって生活を共にする!
物を手放すときに、こんな値段ではもったいない、損をすると思って手放せないでいると、結局一生その物の命は世に出ることはなくなってしまいます。
人は死んだらあの世には何ももっていけないのですから、自分が生きているうちに物に命を吹き込んであげる、成仏させてあげるまで使いきらなくてはと思いました。
家もそうです。重くて使わない物にあふれた家もかわいそうだと思いました。
隅々まで風が行きわたらないので、木でできているのに呼吸ができなくて、カビが生えたり、痛んだりします。家もすべての部屋が風通しよくなるように、掃除が行き届くように住みたいものです。
両親の時代は、戦時中の物のない時代から高度成長期、高級なもの、大きなものにシフトしていく時代*1でした。
家が大きくなるとそこに置く家具も大きく、高級になります。
洋服はプレタポルテ、毛皮、着物、和洋食器、茶道具・・・高級なものほどしまいっぱなし、年老いて持っていることさえも忘れてしまい、探すこともできず新しく買うので、使われない物たちは奥へ奥へと追いやられ、忘れ去られたものは劣化していき、どんなに高級でも価値はどんどん下がります。
それなのにいざ見つけて思い出すと、買った時代の価値でしか考えられないので、処分できなくなり、もったいないから取っておこう、高い値で引き取ってくれるはずと思ってしまい増す。現代のように人生100年時代になってくると、よっぽどのきれい好きでないかぎりは、年月が経てば経つほど家の中は物であふれていくのだと思います。
8割断捨離を目指す!家の中の今必要なものは2割
9/28金曜日のNHKあさイチに出演なさっていた勝間和代さん。彼女も以前は片づけられず物にあふれていた生活だったそうですが、8割断捨離してきれいですっきりした物のないお部屋が映っていました。その結果、人生でも様々なことがプラスに働いているような印象を受けました。そして8割断捨離、高級なものは捨てられなくなるという断捨離の考え方に「そうそうその通り!」と思わず声がでてしまいました!
我が家は勝間さんの8割どころか家が小さくなる分9割以上の断捨離*2をして引っ越しました。
が、断捨離しすぎて不便なことは一つもでてきません。
必要なものの見極め方は結婚と一緒?
「 経済力(物の価格)は関係ないのよ」
「あなた(物)を本当に好きなの」
「あなた(物)に今、一緒にいてほしいの」
「あなた(物)といると自分らしくいられてほっとするの」
そして、一番は
「あなた(物)に幸せになってもらいたい!」→別の場所のこともある!
使っていない大量の物を売るとき、お金に換算しないことです。
(量が少ないとか大きものを一個とか、時間のある方はがんばって高値で売却しましょう!)
お金に換算していると、高級なのに損をするからもったいないという観点でいつまでも捨てることができなくなってしまいます。
とにかく「この物は使ってもらえてこそ命が宿る」と自分に言い聞かせ、
「今までごめんね、大切につかってもらってね」と、その物が気に入って使ってくださる方に出会えるように祈って送り出す。
そのことを大前提にして、もったいないという気持ちは持たずに次の観点で物や洋服を断捨離しました。
- 今の私が好きか嫌いか
- 今の私が着たいか着たくないか
- 新しい家、きれいな部屋で使いたいか使いたくないか
- 新しい家、きれいな部屋で飾りたいか飾りたくないか
わかっちゃいるけど、なかなか断捨離できなかった私
家が売れるまで一年以上もあったのに少しずつやろうなんて甘い考えをもっていても全く手をつけず、結局家が売れ引っ越しまでの一か月で壮絶な断捨離となりました。
数年かけてちょっとずつ老後にむけて断捨離しようって、計画性をもってできる方ももちろんいらっしゃるとは思いますが、行き当たりばったり人生の私には全く無理でした。結局は日々の生活、介護、子育て、仕事に追われて時がすぎ、引っ越しが決まり、すべての業務を一度シャットアウトして数週間を断捨離の時間にして決行しました。
少しずつやっていれば、相場をみたり、見積もり*3を取ったりして高値で売るとかできたかもしれませんが、あの大荷物を押し入れや二階から出して運んでくださるだけで感謝だとその時は思いました。
断捨離からもらった時間というプレゼント
近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」」にも書かれていましたが、自分にとってときめく物だけに囲まれて生活するってとても心地よい空間です。
恋心だけでなく、ときめきって生活している上でとても大切なのだなと思いました。
我が家が断捨離した物たちは金額にすると、家を含めたらこれからどんなに働いたって稼ぐことのできない額だと思います。考えたら眠れなくなります!
でもその代わり残された人生にお金では買えない時間と心のゆとりという大切なプレゼントをもらいました。そして新しい土地で新しい出会いや経験を通して、今まで想像もできなかったワクワクする人生を歩みだしています。
売れた我が家は古いものを大切に使いたいという若いご家族が住んで下さり、なんと家具や娘の子供のころのおもちゃ、洋服、絵本まで使ってくださっています。
我が家にとって重荷となっていた物たちは、あのご家族にとっては今宝物です。
家を売るまで時間がかかりましたが、家があの家族に出会えるまで待っていたのかなぁなんて思う今日この頃です。
まとめ
- 中古品の価値は需要と供給のバランスで決まる
- 物は使ってもらってこそ命が吹き込まれお役目を果たせる。
- ある人にとってのガラクタは、ある人にとっては宝物である。
- 断捨離はもったいないという気持ちを捨て、今の自分が好きかどうか、必要かどうかを見極める。
- 断捨離は心のダイエット!家の空間だけでなく心にもゆとりができ、時間ができ、新しい自分や人生に出会える
あーしたてんきになぁれ!
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