【おすすめ】築地コミュニケーションギャラリーふげん社、ヒマラヤ小学校名作展2018
ふげん社
築地駅や東銀座駅から徒歩5分のところにある、とてもすてきなカフェスペース!
創業64年の印刷屋さんがセレクトした書店とギャラリー、カフェが一体となったお店。
おいしいコーヒーとふげん社サブレをいただきながら、展示を見たり、本を読んだり。
とてもあたたかい人と人が集うスペースとなっている。
今ギャラリーではひまらや小学校名作展と写真展が開催中。
ふげん社アクセス
〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL:03-6264-3665 MAIL:info@fugensha.jp
営業時間: 火〜金 12:00〜19:00、土12:00〜17:00(日月祝休)
※2016年より営業時間が変更になりました。
アクセス:
日比谷線「築地駅」3・4番出口より徒歩約5分
日比谷線「東銀座」5番出口より徒歩約5分
有楽町線「新富町駅」1番出口より徒歩約5分
美味しい博多水炊きのお店「新三浦ガーデン」のあるビルの2Fになります。
ふげん社さんのカフェスペース使い方
- ご購入前の本を、カフェスペースでご覧になれます。
- カフェスペースにご着席される場合は、お飲物のご注文をお願いいたします。
- お飲物はすべて500円(税込)です。詳しくはこちらをご覧ください。
- ギャラリースペースのご利用について、詳しくは使用規約をご覧ください。
- 開店前の午前10時~12時までの時間を、10名様以上のグループに時間貸しいたします。着席スペースは、30名程度です。お飲物+スペース使用料で一人800円(税込)。ワークショップ、セミナー、読書会等にご利用ください。
2018.11.3までの開催中ギャラリー
11月3日まで残りわずかの展示となってしまったが、今開催しているのが、
ヒマラヤ小学校名作展2018~ひとりひとり~
ヒマラヤに学校をつくられた吉岡大祐さんの出版記念
子供たちの将来の夢を描いた絵
屈託ない子供たちの笑顔いっぱい、
吉岡さんの愛情のこもった眼差しで写真がたくさん飾られている。
先週末は出版を記念して講演会も行われた。
子供たちの写真とフェルトや羊毛作品。
もともと手先が器用な子供たち。とても上手になっていてびっくり。
ヒマラヤに学校をつくった吉岡大祐さん
私は、10年前に吉岡さんと出会い、読み聞かせの仲間たちと折り紙のミニチュア絵本を送ったり、小学校の子供たちにヒマラヤ小学校から巣立ち、歌手という夢を実現させたラクシミちゃんというい女の子のお話をして交流を続けてきた。
お金を集めて学校を作ってくれる人は世の中にたくさんいるけれど、その後学校として自立運営できずに廃校になる現状もある中、自分自身がその学校が自立できるようになるまで携わる人はなかなかいない。
この本は吉岡さんの20年間の軌跡である。
カースト差別が色濃く残る国、ネパール
カーストの下の人たちは、子供は労働力、女の子は売ってお金にする、教育という観念はない。
ヒンズー教の神様が決めた運命を受け入れるのは良いが、運命ときめて努力という発想がない。
絵は曼荼羅などえらい人が描く宗教画なので、絵は教師さえも描けない。
そのような過酷な状況の中、吉岡さんは一件一件回り、親に子供を学校へ行かせることを説得し、絵を描くこと、夢を持つこと、自立することを20年にわたり、地元の先生や世界中のボランティア、日本の支援者と共に伝えてきた。
小さいころから勉強しなさい、と言われて育つ先進国の子供たち
小さいころから勉強させない、働かないなら人身売買もありえる子供たち
同じ地球という星の元に生まれた子供たち・・・
制服は学校から支給される。
制服を着ていることでどこの子かわかり人身売買を防げるそうだ。
でも靴がボロボロの子がいても簡単には支給しない。親がやるべきことがある。お金がなければ、靴のお金を稼ぐために学校の塀を作る手伝いをして稼いでもらう。
お父さんに靴を買ってもらった、その喜びを子供に感じてほしい、お父さんにも自立してほしいとの願いからだ。
子供たちだけではない、家族の自立も支えていくのだ。
だから人数は増やせないそうだ。
人生に幾度となく訪れる心が折れそうになるとき、私を救ってくれたのはヒマラヤ小学校から年に一度届く子供たちのクスッと笑ってしまうようなかわいい写真だった。
どんなに逆境でも、小さなこどもたちへの思いやり、先生への尊敬を忘れず、夢をもって笑顔で生きる子供たち。
私もがんばろうと思える!
↑上のはがきの写真のエピソード
畑から大根を盗み食いしている三人ヤンチャ組。
真ん中の子の袖から白いシャツが見えているのは、セーターがボロボロだから。
彼らの言い分!翌日日本から支援者がくるため、みなさんに食べてもらう大根がおいしいかどうか味見したとのこと。
おいしかったので、ポケットにいっぱい大根を詰めて、自分より年下の子供たちにあげていたそうです。
ヒマラヤ小学校名作展より
はじめて子供たちに真っ白い画用紙を渡した20年前、子供たちだけでなく教師でさえも、画用紙の隅っこのほうに小さな絵を描いていたそうです。
画用紙いっぱいに描くことができなかったそうです。
今やこんなにのびのびと描写は細かく、色をいっぱい使って描いています。
①彼の夢はバスで日本に行くこと!
②彼女の夢はダンサー ダンスはみんな一番好きな授業です
③彼の夢は絵描きさん
④彼女の夢は学校の先生
⑤彼女の夢はお医者さん
⑥彼女の夢は学校の先生
先生やお医者さんが人気ですね!
そして私ソラーレの夢は、子供が巣立ったらシニアボランティアとしてヒマラヤ小学校に行くことです!
世界中の子供たちのあしたが晴れますように!
今後のふげん社イベント